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遅れてきた金曜日よりの使者

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夏真っ盛りな鹿児島から、こんにちは。
最近は、小学生になった娘に「モジャモジャナンバーワン」と呼ばれてる天パです。
ストレートな娘の髪が将来モジャらないことを祈ります。

そういえば、うちの婆ちゃんは鹿児島出身だった。
婆ちゃんは「あたしはいつも美容院でパーマあててるのに、しんやちゃん(monky)はパーマあてんでもええからええなぁ〜」とおれの天パをいつも褒めてくれてた。
懐かしいなぁ、、、

5才の息子は虫が好きで、日に日に大きくなる蝉の声にテンションも上がる。
今、家ではザリガニ10匹位、バッタ各種、カブトムシ3匹(幼虫から育てた)、カマキリなどなど、が常駐しており、虫好きには最高のシーズンを迎えようとしてるのだ。

息子と一緒に藪に入ったり草むらを分け入って昆虫を探す。
やつらがいるのは大体が蚊がいっぱいいるところだ。
なので、虫捕りに行くと必ず蚊に遣られる。
虫を捕るのに納める税金みたいなものだとあきらめてるが、やっぱり痒いもんは痒い。
特に足首や手の甲が一番いやだ。
二の腕やふくらはぎなんかは、しばらくしたら痒いのも忘れちゃうくらいだが、
手の甲ときたらいつまでも痒い。
とか書いてたらなんだか痒くなってきた。。

旅先のホテルで寝るときに、クーラーをつけっぱなしで寝ると調子悪くなるので大概は窓を開けて寝る。
部屋も一階ということはまぁないし、三階以上なら蚊も来ないと思ってた。
でも、こないだとうとう奴は来た。

寝ていると耳の側をあの高周波のような耳触りな音が。
まさかな、、、
ここは四階だし、、窓も開けてるとはいえちょっとだけだし、、

と、眠たい頭で考えて、気のせいという事にしてまた寝る。
明日は早いのだ。

がしかし、しばらくするとまた例の高周波が。 そして足首が痒い。
よりによっておれの1番苦手な足首ちゃんを狙ってくるとは、、奴はおれの弱点を知っていたのだろうか。
それともおれの足首ちゃんは奴等にとってそんなに魅力的なのか。
もうこうなっては寝てはいられない。

奴を見つけ殺さないことには安眠は得られない。
奴は何度でも襲ってくる。
眠たい体を起こし、電気を点けて捜索にあたる。
しかし奴は天性のゲリラ野郎。
隠れるとなれば、広くはないホテルの部屋でも自在に隠れることができる。
しかしこちらも蚊を殺してウン10年、居そうな所に目星をつけて奴を追う。
そして天井に這う奴を見つけた。
身体の中が殺気で満ちる。
奴の姿が見えているうちに殺らねば、また見失う。

小学生の頃に剣道に通っていた、北辰一刀流の極意を奴に教えてやらねばなるまい。

キェーーーー!!!

必殺の一撃の後、部屋には静寂が訪れた。
これで安眠できる。

痒いのはまだ我慢できるが、あの耳元での高周波はたまらない。
脊髄がなにか危険を察知して信号を送ってるに違いない。
虫捕りをしている藪の中、耳元で蜂やアブの
高周波な羽音がすると反射的に反応してしまうのもきっと同じ理由だ。

ほんとに虫の世界は多様だ。
子どもと一緒に虫を捕り、観察して、図鑑で調べたりしてると、そのそれぞれのメカニズムと多様性に驚くこと然り。

人間の世界にも同じ人が1人としていないように、虫の世界にも同じに見えてそれぞれが違うことも飼ってるとわかってくる。

同じように見えても実は群を抜いてIQの高いカブトムシもいるかも知れない。

大きく赤く育ったアメリカザリガニは狡猾なゲリラ戦士のように手強い。
そこまで大きくなるには様々な敵の目をかいくぐってサバイヴして生き残ってきたからだ。
だからそんな大きなザリガニを見ると奴のこれまでの苦労を思いつつ遠い目をしてしまう。

そんな43歳の夏。、、これでいいのカニ?