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金曜日よりの使者

数字が苦手です。
小学一年生になった娘がよく算数の宿題をやってる。
簡単な足し算を読み上げながら答えていく。
時折こちらに問題が飛んでくる。
普段すっかり暗算もしなくなった頭には、簡単な計算も危うい。
暗算となると、急いで答えないと、、という焦りから余計にもどかしさを感じる。
そうだった、算数は小さい頃から苦手だった。
小学校では巧みなひっかけ問題に悔し涙を流し、中学では連立方程式や関数に苦汁を飲まされ、高校ではもう数学の教科書は見た覚えがない。
高校の夏といえば補習である。
夏休みにやけど学校のガラガラの教室で机に向かう。
でも自主性を重んじる学校だったので、補習といっても自習みたいなもので、ヤル奴はやるがヤラナイ奴はやっぱヤラナイ。
結局そこでも友達とカード麻雀に耽る。
こっちのほうが断然面白い。
そして補習が終わると隠してあった牌をひろげて本格的に始める。
麻雀となると、本気で集中して頭をフル回転するのに、数学となると頭の中は音信不通で惚けてしまう。
そんなオレですが、映画「博士の愛した数式」や「Beautiful Mind」などなど、数学者を題材にした話はめっちゃ好き。
数学者の本も面白い。
そこに出てくる難しい数式は全くわからないけど、そこで語られる数字の不思議や数学的なモノの捉え方はとても面白い。
そういう数学を題材にした話では「数式の美しさ」がよく語られる。
数式に美しさを感じるレベルというのは、どのくらい数学をやればいいのか。
例えば、オレは初めてチャーリー・パーカー(JAZZのSAX奏者)を聴いたとき、その美しさは理解できなかった。
美しさも何も、何もこなかった気がする。
そのソロを何度も吹いて、何年もした頃にほんとに好きになってきて、段々とパーカーのソロのラインの美しさがわかるようになった。
もちろん、いきなり好きになれる人もいるだろう、そういう人のほうが多いかも知れない。
でもオレは馴染みのなかったJAZZという音楽がチンプンカンプンで、何が面白いのかも正直なところわからなかった。
数学の答案を前にして、何から手をつけていいかわからない、数学なのに意味不明なアルファベットばっかりで手も足もでない、みんなこんなのわかんの??、、と数学のテストの時間を思い出した。
でもJAZZの美しさはもう理解してる。
いろんなスタイルもある、日々たくさんの音を聴いてその理解はまた深まる。
そういう感覚で数学や数式を感じれたら、世の中が違って見えそうで興味がある。
かといって今から数学を楽しく始めるにはどうすればいいのか。
とりあえず馴れることからかと思い、意味のわからない数式を眺めながら居眠りしてる天パです。
黒板に数式を一心不乱に描いていくあの姿に憧れてる。
そんな友達欲しいなぁ。
 8月20日の神戸、旧グッケンハイム邸でのツアーファイナル、26日の赤坂区民ホールどちらも最幸なライブでした。
26日のライブの録音を聴いたら、めっちゃいいの録れていて、もっとこういうかたちでやりたいなと思ったなぁ。
写真はこっちら〜

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