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金曜日よりの使者

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25周年アルバムのレコーディングが始まった。
今回のアルバムが23枚目?
ベスト盤の3枚を除いても20枚もアルバムをつくってきたのかと思うと、
「そんなにやったかなぁ、、」と思いつつも、それぞれのアルバムのレコーディングの様子が走馬灯のようにチラチラと思い出してきて、現実に戻る。
それ以外にもカセットテープの「Street Get Music」シリーズでも10本(70曲ぐらい、itunes storeで聴ける)もあるし、bbbb以外でも結構レコーディングはやってきた。
なのに、やっぱりレコーディングとなると、最初はどこか落ち着かないし、平常ではない。
25年やってきてもそんなもんだ。
何もないところから曲を書き、自分たちで演奏して、それがテープに写しとられる。
それを再生すれば、初めて聴く音楽が立ち上がる。
当たり前のことながら、不思議だなと思う。
新曲をリハーサルスタジオで音出ししてみて録音していても、その曲のキャラクターの詳しいことはよくわからない。
人に例えれば、目鼻立ちがうっすらわかる程度で、その性格もそんなに話したことがないから、何となくしかわからないなぁって感じ。
それがレコーディングスタジオで録音すると、顔も背丈もどんな服を着て、どんな性格なのかっていうのもはっきりしてくる。
そしてこっからツアーを共にして演奏していくうちに、顔や性格が変化していったりそれぞれの方向に育っていく。
育っていくうちにウマが合わず、フェイドアウトするやつもいる。
曲はそういう一つのキャラクターで、それを生み出すのは楽しくもあり、責任は、、あるのかなぁ、、でも、どこかにそれを感じているから落ち着かない気分になったりするのかもしれないなぁ。
昨日録ったYUTAの曲は、イントロでおれがアルトサックスで哀愁なメロディを吹くんだけど、ふと頭にこんなストーリーが浮かんだ。
映画や本でよくある手法で、時系列の一番最後から始まって、そこから遡るっていうやつ。
朝、駅から家までの道を身体を引きずるようにして歩いてる。
一日中、街のあちこちを渡り歩いて人に会い、話したり演奏したり酒をのんだり、、、っていうのを繰り返した。
楽しかったけどすっかり消耗してヨレヨレだ。
家にゆっくりと身体を運びながら、いろんなことがあった1日のそれぞれのシーンを思い出している。
そんなイメージが浮かんだ。
こうやって作者の意図とは違う想像を楽しめるのも、歌詞のないインスト曲の面白いところだ。
レコーディングは順調に進んでいて、来週からはミックスダウン作業。
ミックスでバランスを整えたり、それぞれをブラッシュアップさせたりして、それぞれの曲の個性がより際立ちだすと、今回のアルバムの全貌が見えてくる。
とてもとても楽しみなミックスダウン。

アルバムジャケットも来週にはあがるかな。
もろもろお楽しみに〜〜♪
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