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ぴんくもん

ペットボトルの中に

新聞紙をちぎって入れましょう。

ちぎってちぎってちぎり倒していると、自然と無心になっています。

そこには悩みもないし、かといって喜びもない。

ただ新聞をちぎって入れるという世界。

入れ終わると一旦我に返りましょう。

ペットボトルぎゅうぎゅうに詰まった新聞紙を見て、充実感、達成感を味わいましょう。

そして水道をひねり、命の源である水をボトル半分くらい注ぎましょう。

そして、1番のポイント、

しっかり蓋を閉める事!

当たり前やんけワレェ。と思われるかと思います。

しかし思い出してください、当たり前なんて今までどこにも無かった事を。

わたしは恥ずかしながら2度、部屋にぶちまけてます。

はっきり言って悲惨です。

そうならないようしっかりと蓋を閉めてください。握力の限り。

そうしましたら後はシェイクあるのみ。

バーテンダー風に、筋トレ風に、マラカス風に、好きなスタイルで、自由に、気分のおもむくまま、シェイクしましょう。

音楽を聴きながら、テレビを見ながら、テレワークしながら、風呂入りながら、小説を読みながら。

忘れていた夢中、思い出します。

ただペットボトルを振るだけの幸せ、普段使わない筋肉の歓喜、脳味噌から指の先まで喜びます。

中の新聞紙がドロドロに、溶けて混ざり合ってひとつになっていきます。

美しい生命の姿です。

さあ、ペットボトルから解き放ちましょう。

排水口ネットのような目の細かい網に一気に出します。飛び出ます。

溜まりに溜まったエネルギーの放出。

そこからゆっくりと水分を絞っていきましょう。

焦ってはいけません。手で優しく絞っていって下さい。無理な力は形の崩れ、少しずつ、少しずつ、水を絞っていきましょう。

そして絞ったものを乾燥させましょう。

数日かかります。だんだんと乾いて硬くなっていく様を楽しみましょう。

そうして完成するのが新聞玉です。

自分で作ると可愛くて仕方がなくなるでしょう。

使い道?

それを聞くのは野暮ですねぇ。

エンジョイ、ステイホーム。

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