金曜日よりの使者

秋は旅のシーズンだ。
と言っても遊びではなく演奏の旅で全国を行ったり来たり。
9月から年末まではず〜っと旅暮らしが続くホテル暮らしの日々。
まずホテルに着いたらチェックイン。
名前と住所と電話番号を書く。
この作業はホテルを変わるたびにするから、連泊じゃないと毎日やることになる。
もう何度やってんだろう。
全国のホテルで書き散らかしてきたチェックイン用紙達、やはり捨てられずにどこかのロッカーに保管されてるものなのか? 燃やされて塵になってるのか。
そもそも殴り書きのような字体で書いているので住所なんてきっと読めない。
読もうとしたらストレスで鼻血がでそうだ。
身分証と確認するわけでもないし、そもそもこれ必要か?っていう気持ちで書いてるんで余計に字体が荒れる。
逆にどのくらい読めるか(ホテルのフロントの人が)、「お客様、これではちょっと読めません。真面目にやってください。」といつ言われるのか。
ボーダーラインはどの辺なのか気になって、最近はわざと崩して書いているが、まだダメ出しされたことはない。
精神鑑定したくなるほど荒れまくった字体か、達筆が過ぎて暗号みたいになった字体でないとダメ出しされないのか。
というか、普段の生活の中で、ペンを持って文字を書く時間はこのチェックインの時だけという事実に軽いショック。
あとはパソコンのキーボードと、スマホの画面を撫でて文字を書いてるのか。
そりゃ字も下手になる。  というか字は子どものころから下手だ。
そのくせに更に下手な字を書こうとしてるんだから、おれは何をやってるんだ。
あかんがな。
チェックイン用紙を書いて暫くしたら部屋の鍵を渡される。
この際に、時にはお風呂の場所や時間、朝食会場の場所や時間の説明など受けるが、これはもう露骨に聞いてない。
全国どこに行っても同じようなホテルに何百回も泊まってるので、一見するだけでわかるわけで、説明とか聞く気がない。 それでも録音された伝言をつたえるように、マニュアル通りの説明するフロントの人を露骨に鹿十してしまう。
喋ってる本人も1日に何度もその定型文を口にして、もうカサカサに乾いているその言葉。  そんなんもうええやん。
もう目礼だけで充分に分かり合えるから大丈夫だよと言ってあげたい。
そしてホテルの部屋に入ったら何か違和感を感じる。
昨日の町から何時間もかけてやって来たのに部屋は昨日と同じ。
あれ?昨日どこにいたっけ?
今どこだっけ?
という瞬間痴呆状態に陥る。
なぜならビジネスホテルの部屋は大体に同じような造りになっており、ルートインや東横インなどのチェーン店では雰囲気も仕様も同じなので、所変われど部屋は同じなのだ。
なんだかあんなに時間かけて移動したのに、また振り出しに戻ったような不思議な気分になるのだ。
今日は402、一昨日は708、その前は309、あれ?今日はなんだっけ?毎日チェックインとチェックアウトを繰り返してると、自分が番号で呼ばれてる気がしてくる。
この症状が出て来たときは疲れてる時だ。
風呂に入って早く寝たほうがいい。
でも疲れている時ほど、雑念が多くなるもので、早く寝りゃいいのに本読んだり、映画見たりしてなかなか寝ない。
あかんがな。…
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金曜日よりの使者

『夏の終わりのハーモニー』

暑い暑い夏がまだ続いてる。
先週は急に涼しい日が続いて、もう夏も終わりだなと思った時があって、その時にふと寂しくなった。
あんなに暑さに悩まされていたのに、暑さが和らぐと急に寂しくなるなんて不思議だな。
そしてまた暑い日が戻ってくるとなんか嬉しかった、やっぱ暑いけど。
おれ、夏が好きだったんだなぁ。
小学生の息子は昆虫が大好きで、夏は昆虫好きにとっては捕獲と飼育の繁忙期。
1番多くの虫に出会える季節。
脱皮を繰り返して成長し、短かい成虫の時期を謳歌する昆虫達。
その儚くも活発な、そして不思議な生命の営みに触れるのは楽しい。
昆虫は脱皮を繰り返して成長するやつと、幼虫から蛹になり成虫になるやつがいるが、成虫になりたての頃はとかく綺麗だ。
ミンミンゼミは夜中に地中から這い出てきて手頃な木に登り、そこで殻を脱ぎ成虫になる。
殻から出てきたばかりのミンミンゼミは透明な羽に薄い緑がかかっていて、何色とは言い難い神秘的な色で、思わず見惚れる。
時間が経ってくると、どんどん羽もしっかりきてきて羽の色はすっかり透明になっていく。
脱皮したばかりの羽は柔らかく、触ると変形してそのままになってしまう。
その儚さがあの不思議な色に乗り移っていて、目を奪われる。
脱皮したばかりのバッタの鮮烈な緑色も好きだ。 見てるだけで元気になるようなエネルギーを秘めた緑だ。
カマキリも然り。
写真は先週見つけたハラビロカマキリの幼虫。次に脱皮すると羽が出てくるかな。
カマキリ
6月終わり頃からヤブキリというキリギリス系の昆虫を飼っていた。
ヤブキリは力強くタフだ。
幼い頃は草食だが大きくなるにつれ肉食が強くなってくる。
ヤブキリは成虫になると樹上で生活するし、とても素早いので捕獲は難しい。
うちのはまだ成虫になる前に草むらで見つけた。
その時はまだ羽が小さい幼虫だった。
飼ってしばらくしてるうちに脱皮した。
とても綺麗な緑の体、そして立派な羽が生えていた。
捕獲したバッタを頭からバリバリと食べる。
胡瓜も皮だけになるまで食べる。
レタスも大好き、と食生活のバランスをとることも忘れない。
バッタを獲ってきてはヤブキリに与えていた。
そうしてるうちに、息子といつもの昆虫採取してる時に成虫のヤブキリを桜の樹上で発見!興奮しつつ慎重に捕獲!
めったにない機会だったんで嬉しかった。
それはちょうどオスで、うちのはメスだったので、つがいで飼ったら交尾して産卵した。
ちょうど産卵する様子も見れた。
メスが土に2センチ程の産卵管をぶっ刺し、地中に産卵していく。
二箇所に分けて産卵していた。
もうヤブキリは死んでしまったけど、その卵はそのまま置いてあるので孵化するのが楽しみだ。
写真は捕獲したヤブキリ(♂)…
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遅れてきた金曜日よりの使者

 『Get ready for a new trip』BBBB featuring Leyona
『人間観察』
京都で、時間が空いた。
30分ほどボーっとしようと思い、デパートの一階の休憩スペースのソファーに落ち着いた。
ソファーは通路を挟んでメガネ屋さんに向き合っていて、それに座ると自動的にメガネ屋の方を向くことになる。
そして、そのメガネ屋の壁は全部ガラスで透けているので、店内の様子が丸見えだ。
そのソファーに座って、何をするでもなくメガネ屋のことを見ていた。
見ているうちに20分経ってもお客さんは一人もこない。
3人の店員も暇そうだ。
女店員はiPADを見ながら何やら思い出し笑いをしてるし、マッチョ店員は店内をひたすら回遊。
ナンチャン(ウッチャンナンチャンのナンチャン似)店員は時折メガネを磨いたり、レイアウトを少し直したり、何か仕事してる風に見せかけているが、とにかく暇そうだ。
ガラスの店内はなにもかも丸見えなんだけど、ガラスとはいえ仕切りがあるので、店員たちはあまり外を意識することなくやっているようで、女店員は時折思い出し笑いをしていたが、それをおれが見ているとは気づいていそうにない。
おれも相当、暇だ。
そんな永遠に続くかと思われた不毛な時間を過ごしているところに客が現れた。
しかも客は片手に分厚い財布を持っていて、もう買う気満々だ。
早速ナンチャンが擦り寄る。
なんせ今まで暇だったもんで、この客にはぜひ最高の接客でもてなそうというナンチャンの意気込みがガラス越しの表情と、その落ち着きのなさから伝わってくる。
客が最初に手に取ったメガネをかけて鏡を見ているところにナンチャンが早速話しかける。
おれならもう少しゆっくり見せてもらってから声をかけてもらいたいところやけど、ナンチャンは、我慢できないといった感じでフライング気味に接客開始。
ナンチャンスマイルを浮かべながらいろんなメガネをすすめる。
暇な時と違ってナンチャンの表情がとても豊かだ。
客も、ぐいぐいとアツい接客をしてくるナンチャンをうざがるでもなく、メガネをかけながら談笑している。
ここの店員は左手に白い手袋をしていて、メガネを触った時に指紋がつかないようにいる。
この手袋がなにか専門家的な雰囲気を出していて、いかにも高級なものを扱ってますという感じの印象を与えんてるんやけど、客との談笑が弾み、盛り上がってきたナンチャンは、その手袋をつけた人差し指で鼻をこすり始めた。
そしてその手で客にまた違うメガネを渡し、話しながらまた鼻をこすっている。
白い手袋はメガネと鼻を行ったり来たりしている。
ナンチャンは客の目の前でやってるんやけど、それが癖なのか本人は気づいてる様子はない。
鼻を拭ったばかりの手で丁寧にメガネを渡される客の心境はいかがなもんだろう、、
思わず、「鼻かめや!!」と心の中で思いっきり突っ込みいれた。
なんか気持ち良かった。
p.s
いよいよ来月に迫ってきた9月9日のChicken on …
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金曜日よりの使者

『スタン・ハンセン』
こないだ腕が痺れてたんで、左腕に湿布を貼った。
その湿布が濃い肌色で、プロレスラーとかが巻いてるようなサポーターっぽくて、だんだんとスタン・ハンセンのコスプレしてる気分になってきた。
日々のラリアットで酷使している左腕を癒すために湿布を貼ってる、、、イメージ。
もちろんラリアットなんかしてないし、ただ寝相が悪いのが原因かと思うが。
でも、スタン・ハンセンになった気分ってアガるんよなぁ。
高校生の頃、『週間プロレス』(週プロ)が毎週出るのを楽しみにしていた。
三沢光晴がタイガーマスクのマスクを脱いで、IWGPチャンピオンになり、ジャンボ鶴田と激闘を繰り返していたあの頃。
川田と田上がガチンコでぶつかり合い、テリー・ゴディとウイリアムズの強さに痺れた。
毎週、テレビの前でこっそり泣いていた。
あんなに楽しみに見ていたテレビ番組は他になかったなぁ。
なかでもスタン・ハンセンが一番好きだった。
ロープを振り回しながら入場してきて、会場が騒然となってる中、
リングに上がって、サポーターを巻いた左腕を、指を「ロングホーン」にして突き挙あげる。
そして、、、、
「ウィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」と雄たけびをあげる!!
もうここまでで満足。
まだ試合も始まってないのに、もう満足しちゃってる。
ハンセンを観るだけで、脳から大量のドーパミンが放出され、意識は覚醒する。
そしてそのまま試合が始まり、その終盤にいよいよその左腕が再び突き上げられ次の瞬間、「ウェスタンラリアット」が炸裂する。
そして相手はマットに沈み、スリーカウント!
会場は待っている。
ハンセンが左腕を挙げて、、、
『ウィーーーーーーーーーーーーー!!!』
ハンセン
おれもテレビの前で「ロングホーン」を挙げていた。
うっすら泣いていたかも知れない。
こうやって思い出してもじんわり涙腺が緩む。w
ここまで夢中にさせてくれるスタン・ハンセンという人がもっと知りたくなった。
派手な登場でガッチリ掴み、試合の最後まで観客のテンションを切らせずに持ってきたところで、、、必殺技のラリアットで相手を沈める。
プロセスは毎回同じなのに感動する。
もっと観たい。そう思わせる。
その魅力の源、ハンセンが何を考えていたのか知りたいなぁ、、と思っていたら、
本人の著書が出ていた。
レビュー読んでてもヤバい。
さっそく予約した。
おれの大好きな天龍源一郎の話も出てくるらしい。
たまんないな。
p.s…
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金曜日よりの使者

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fun time rollツアーより@静岡富士すみやグッディ『路地』
今月も旅が多い。
家に帰って荷物を解いたと思ったら、また詰め直して出発!というのを繰り返している。『FUN TIME ROLL』ツアーと学校公演で移動と演奏の日々。
そして旅先で時間が空くと散歩する。
路地が多い町が好きだ。
散歩中、路地があると用もなく入ってみる。
古い住宅が並ぶ路地もいいし、スナックや居酒屋がポツポツとあるような路地もいい。路地を入って行って奥まったところに小さな神社がある、なんてのに出会ったら嬉しい。
酔っ払い達の喧騒と足跡が染み込んだような歪んだ路地。
そんな路地に漂う、酒と湿気くさい生活臭が混ざった匂いを嗅いで、路地の人間模様を想像して愉しむ。
また、その暗い路地の先に、摩訶不思議な店があるような気がして、進んで行くと突き当たりに古いドアがある。
ガチャリ。
店に入ったら、マスターがグラスを拭きながら、「お待ちしてました。まぁそちらにどうぞ」とか言うのでカウンターに座り、初めて来たのに何故か、その席にいつも座ってたようなデジャブな感覚でいると、カウンターにさっとビールが置かれて、ぐびぐびと飲む。
するとマスターが、「ここでは運命の再選択ができて、自分が指定した過去に戻って、選択をやり直すことができます。どこに戻りますか?」と言う。
おれは「もしbbbbをやってなかったら、どんな人生なんだろう?」
「ではその時点に戻りましょう」と言うと、店の壁はたちまちにグニャグニャになり、床も天井も無くなり、入口のドアだけが形を保っている。
怖くなってそのドアを開けて外に出ると、そこは路地ではなく、大学の頃に住んでいたアパートの二階の廊下だった。
薄暗くてライトもないジメジメした廊下。
ノイローゼ気味の老婆が少しドアを開けてこちらを見ている。
やはりここはあのアパートらしい。
おれはそのまま玄関を出て、懐かしい空気を吸い込む、、、
この調子でどこまでも妄想は暴走する。
路地は妄想と相性がいい。
チェーン店が居並ぶ幹線道路ではこんな妄想は膨らまない。
場所が醸し出す何かに触発されて妄想は生まれるようだ。
映画で、グレムリンが売られていた香港の裏路地の店みたく、路地には不思議の予感が潜んでいる。
そうやって妄想しつつ、全国の路地を散策している天パです。
では下北沢でお会いしましょう〜♪

あ、そうだ!

7月7日の下北沢音楽祭でのパレードが終わった後に、こはぜ珈琲前POP’nステージ(多分、、)で『家永慎也とボディコンシャス』久しぶりに出勤します。w

魅惑のサックスアンサンブルをお楽しみください!www

ボディコンシャス (1M)

p.s
『個人活動情報』

7月6日に高田馬場ホットハウスで尺八でJAZZをやる小林鈴勘くんと、バリトンサックスでDUOやります。 小林鈴勘くんはピアノとギターもやるので、どんなセッションになるのかとても楽しみ。ぜひおいでませ。

7-6hothouse

7月6日(金)『家永慎也 &
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前乗りな金曜日よりの使者

『撫でシスト』

雀の頭を思い出して欲しい。
この間、雀のその薄い茶色の頭を見て突発的に「あの頭を撫でたい」と思った。
その間、0.01秒の衝動。
陽光に照らされて、ツヤツヤとした薄茶毛に覆われた小さな頭が、なんともいい。
日頃のブローのお陰か、頭髪に一糸の乱れもないあの小さい頭を見てると無性に撫でたくなった。
ふと気づいた。
ウチには6歳になる息子がいるが、丸い頭を直毛の髪がすくっと放射状に覆っていて、ツヤツヤして触り心地で、いつも撫でまわしてジャレている。
あの「撫でたい」気持ちと似ていた。
いつも、我が子可愛さに撫でたくなるものと思ってたが、通りすがりの雀にも似たような気持ちを抱いたことに驚く。
つまり、丸くて触り心地が良く、ツヤツヤした可愛いものを見るとなんでも撫でたくなる、 何とかフェチとかそういうことだったのか??
それだけじゃないと思うが、何らかの共通項があることも確かだ。
そういえば息子も、物心ついた頃から「ピヨッパ」と命名したソフトビニール製の小さい野球ボールのようなヒヨコのオモチャを、毎日撫でまわしている。
もう何年も朝に夕に撫でているので、頭頂部などは、もとの黄色から飴色に変色し、その寵愛がわかる。
ピヨッパでなくても、丸くて手のひらサイズで感触が良い物は、オモチャでもミカンでも金柑でも柚子でもボーダーレスに可愛がる。
あの偏愛ぶりを見て、変なやつだなぁと思ってたけど、おれもやはり根は同じなのだ。
バリトンサックスのU字管の頂上部分もつい撫でてしまう。
地球儀を見ても撫でたくなる。
ゆるキャラの丸い頭も撫でたくなる。
漫画『AKIRA』に出てくる、AKIRAの髪型は撫でたくなる頭の典型だ。
でもたまには自分も撫でられたいというジレンマを抱えている。
p.s
今週末は九州で〜〜〜ス!
25日はBBBB featring 綾戸智恵@延岡文化センター
27日はBBBBのFUN TIME ROLLツアーで大分ブリックブロック
どちらもめっちゃ充実なセットリストでお送りします!
ぜひお越しくださ〜〜〜い♪

そして26日は北九州市黒崎でタモツとセイヤとセッションやります。
去年、もりもりに盛り上がったAppartment Session。
こちらも是非おいでませ〜!

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5月26日(土)『Appartment Session vol.3』
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金曜日よりの使者

差し入れによく「おかき」を頂く。
種類も歌舞伎揚げ、黒豆煎餅、豆類など様々。
一袋にいろんな種類がミックスで入ってるのもある。
こうなってくると、どの「おかき」が一番好きなのか?
自然に好みの順番がつく。
例えばミックスナッツの中では、断然『ジャイアントコーン』が好きだ。
「アーモンド」でも「クルミ」でもなく、『ジャイアントコーン♪』なのだ。
おれの妄想劇場では、主役はジャイアントで、その脇役として他のナッツが存在する。
つまり、、ジャイアントコーンから食べていけばいい。
たまに味を変えるのに他の豆をつつくが、ジャイアントコーン中心に食べる順を組み立ているので徹頭徹尾初心貫徹で食後が清々しい。
しかし「おかき」となるとそうはいかない。
「おかき」はミックスナッツより断然種類が豊富だ。
差し入れでいただく「おかき」も場所によっても様々だ。
海老マヨあられ、豆煎餅もいい、豆類も好きだ、ハッピーターンやソフトサラダなどのスナック系も捨て難い。
何を食べるか決められない。。。
そして「おかき」のダンジョンに迷いこむ。
まず黒豆煎餅を食べて、もう少し塩強めが食べたくなり「ソフトサラダ」をパクつく。
するとなんだか豆をポリポリと砕きたくなり豆菓子を口に放り込む。
そしてうっかり開けた袋の匂いにつられてマヨネーズあられをつまみ、歌舞伎揚げでフィニッシュかと手を伸ばす。
ここでもしおれが、、、
歌舞伎揚げが一番好き、つまりジャイアントコーンのような、不動の4番バッターならこれで良いが、歌舞伎揚げでは役不足な感は否めない。
最後が締まらないからついついまた黒豆煎餅に戻ってしまう。
からのソフトサラダ、豆、とまたローテーションを繰り返す。
そして気づけば食べ過ぎて胃もたれ、胸焼けという具合。
まぁ、美味しいからなんだけど。
この「おかき」スパイラル脱出のために、「おかき界のジャイアントコーン探し」をしないとな、思ってた矢先に、見つけたのだった。
先日、神戸の実家に帰った時に親父が食べていたおかき、岩塚製菓の
塩加減といい、サクっとした食感といい、大豆の煎り加減といい、
「あぁ、これだったんだ、、」と深く得心して頬張る。
うまし。

これにて一件落着!

今週12日は岡山モグラでFUN TIME ROLL~~~~~~~~♪

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金曜日よりの使者

松阪、岡山、稲沢と濃ゆい三日間から家に帰ってきた。
そこで出会った人たちの親切さや気持ちのいい気分を感じて、自分もいい気持ちになったり、いい気持ちにしてあげたくなったり、そういう幸せなスパイラルを感じた三日間でした。
各地で出会った皆さま、ありがとうございました〜!
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『脳』
脳の本を読んでいる。
それによると『やる気』は脳の側坐核という神経細胞が司っていて、側坐核は刺激されることでより活性化される性質がある。とある。
なので、やる気はやってみないとでない、もしくは、やっているうちにやる気がでてくる、ということらしい。
いやいやながらも掃除を始めてみると、ついついやらなくてもいいとこまでやって大掃除しちゃった、、みたいな。
そんなことを本で読んでから、なんでもとりあえずやってみるようになった。
やってみるとやはりその通りで、やり始める最初だけがんばれば、後はどんどん楽しくなってくる。
なんだ、こんなもんだったのか。
都合の良いことはすぐに信じてしまう。
都合の悪いことは忘れてしまうか、嘘の記憶に塗り替えてしまう。
その塗り替え行為も脳の特性の一つで、脳は都合のいいようにウソの記憶を作ってしまうものらしい。
そう云われると、その少しズルく思えるような記憶のすり替えも、科学的に肯定されたようで気が楽になる。
おれがズルいわけじゃないんだ。
そういう仕様になってるんだからシヨウがない。w
人間は知らず識らずにして嘘をつく生き物なんだって思って付き合うと少し気が楽になる。
多少間違ってたっていいじゃないか。
「卒園式」
三月に幼稚園の卒園式があった。
去年の娘の卒園式のときには何度も涙を堪えて、上を向いて目をしばたいていたのだ。
先日は息子の卒園式。
親はみんな動画を撮影していて、おれも前から3列目という好位置で撮影。
帰ってきて、撮った動画を再生すると、壇上の子ども達より手前にいるお父さん達のウナジや白髪や後頭部が、サブリミナル的に写り込んでいて、観終わって目を閉じると、お父さんのウナジが脳内に焼き付いているという、シュールな結果をここに報告しておきます。
一見、真面目そうに見えるお父さんの耳にピアスの穴がめっちゃたくさんあいていてその私生活を想像したり、お母さんとそっくりな顔の男の子とか見ると、性転換して生まれ変わったみたいだなって面白く見えてきたり。
人間観察に気を散らすことで、うっかりもれそうになる涙を忘れようと務めるパパなのだ。11
p.s
最近はなにかと細野さんを掘り下げている。
過去のアルバムから最近のまで聴きまくって楽しんでいる。
細野さんは文章や対談などもめっちゃ面白い。
BBBBもどこかでコラボできないものかと考えているのだ。
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金曜日よりの使者

『手袋』
手袋を落とした。
自転車を運転中に落とした、、はずだ。
家から500メートルほど行ったところから、家に帰ってくるまでの間に落としているから、来た道を戻ればすぐ見つかると思っていたのに、ない。見つからない。
そんなはずはない、いくらなんでも、落ちてる手袋を躊躇なく盗む人もいまい。
落としてまだ10分もたっていないのだ。
よくよく見ればあるはずだと、目を皿にして来た道を戻る。
やはりない。
この後これを二度。
都合、三往復して探したが見つからなかった。
不思議や。
もうすぐ冬も終わるし、新しく買う気分でもなし。
でもちょうど去年、右手を無くした左手だけになってしまった手袋があったので、それとセットでいくことになった。
今回落としたのは右手だった。

なので今は左手は黒、右手はグレー。 お互い相方を無くしたもの同士、色が違うのに何故か、そういう運命だったかのように惹かれ合い、おれの手に収まっている。

『電車で』

夕暮れ時の車内、文庫本「君の膵臓をたべたい」を読んでる。
目に涙がポロポロ溢れている。
それをハンカチで拭っている。
周囲の人はてっきり、その手に持ってる文庫本の内容に関する落涙と思うだろう。
車内で恥ずかしげもなく文庫本を読みながらぽろぽろと泣いたりして、あの天パ何かツライことでもあったのか?、、と思っただろう。
でも実はそうではなく、「駅まで歩いたらなんだか目がむずむずしてきたので目薬をさした。」だけなのだ。
でも、その目薬をさしたのは電車に乗る寸前だったので、そのくだりを知らない人はさぞかし泣ける本を読んでいるのだなと思うだろう。

駅が進んで車内の席が埋まっていくも、おれの隣は誰も座らなかった。

 

p.s
ニューアルバム『FUN TIME ROLL』、めちゃめちゃ面白いアルバムがでけました。今頃、プレス工場でバッタンバッタンとプレスされてCDが出来上がってきてることでしょう。
ジャケや盤のデザインもええ感じなので、出来上がりが楽しみでしょうがない。3月9日から12月30日の神戸チキンジョージまで、なが〜くじっくりツアーを回りながら、みなさんの元へ届けたいと思います。ぜひ、各地でお会いしましょ〜!

FTR_omote

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金曜日よりの使者

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25周年アルバムのレコーディングが始まった。
今回のアルバムが23枚目?
ベスト盤の3枚を除いても20枚もアルバムをつくってきたのかと思うと、
「そんなにやったかなぁ、、」と思いつつも、それぞれのアルバムのレコーディングの様子が走馬灯のようにチラチラと思い出してきて、現実に戻る。
それ以外にもカセットテープの「Street Get Music」シリーズでも10本(70曲ぐらい、itunes storeで聴ける)もあるし、bbbb以外でも結構レコーディングはやってきた。
なのに、やっぱりレコーディングとなると、最初はどこか落ち着かないし、平常ではない。
25年やってきてもそんなもんだ。
何もないところから曲を書き、自分たちで演奏して、それがテープに写しとられる。
それを再生すれば、初めて聴く音楽が立ち上がる。
当たり前のことながら、不思議だなと思う。
新曲をリハーサルスタジオで音出ししてみて録音していても、その曲のキャラクターの詳しいことはよくわからない。
人に例えれば、目鼻立ちがうっすらわかる程度で、その性格もそんなに話したことがないから、何となくしかわからないなぁって感じ。
それがレコーディングスタジオで録音すると、顔も背丈もどんな服を着て、どんな性格なのかっていうのもはっきりしてくる。
そしてこっからツアーを共にして演奏していくうちに、顔や性格が変化していったりそれぞれの方向に育っていく。
育っていくうちにウマが合わず、フェイドアウトするやつもいる。
曲はそういう一つのキャラクターで、それを生み出すのは楽しくもあり、責任は、、あるのかなぁ、、でも、どこかにそれを感じているから落ち着かない気分になったりするのかもしれないなぁ。
昨日録ったYUTAの曲は、イントロでおれがアルトサックスで哀愁なメロディを吹くんだけど、ふと頭にこんなストーリーが浮かんだ。
映画や本でよくある手法で、時系列の一番最後から始まって、そこから遡るっていうやつ。
朝、駅から家までの道を身体を引きずるようにして歩いてる。
一日中、街のあちこちを渡り歩いて人に会い、話したり演奏したり酒をのんだり、、、っていうのを繰り返した。
楽しかったけどすっかり消耗してヨレヨレだ。
家にゆっくりと身体を運びながら、いろんなことがあった1日のそれぞれのシーンを思い出している。
そんなイメージが浮かんだ。
こうやって作者の意図とは違う想像を楽しめるのも、歌詞のないインスト曲の面白いところだ。
レコーディングは順調に進んでいて、来週からはミックスダウン作業。
ミックスでバランスを整えたり、それぞれをブラッシュアップさせたりして、それぞれの曲の個性がより際立ちだすと、今回のアルバムの全貌が見えてくる。
とてもとても楽しみなミックスダウン。
アルバムジャケットも来週にはあがるかな。
もろもろお楽しみに〜〜♪
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